先日登壇させていただいた「池田つむぐ講座」にて(イベントレポートはこちら)、大学生に向けてこんなお話をしました。
「どんな情報発信をするかよりも、何を情報発信するかの方が圧倒的に大切です」
情報発信のノウハウやテクニック、セオリーはかずあれど、肝心の中身がなければ意味がないよね、と。しょっぱなから元も子もない話をしたことには訳があります。
情報発信を仕事にしていると各所からこんなことを聞かれます。
- どんな情報発信が効果的ですか?
- どうすれば集客できますか?
- WEBって効果あるんですか?
- 効果的な情報発信方法を教えてください!
今回声をかけてくれた学生団体の方たちも、こんな悩みを抱えているようでした。質問に答えるためには、わたしから聞かなければならないことがあります。
- 誰のためにするのか
- なぜする必要があるのか
- することによってどんな効果があるのか
- どんな行動に出て欲しいのか
- 対象はどんな人でどんなツールを使って情報収集をするのか
企画とは「何をするのか」だけを決めれば良いものではありません。企画は目的を達成するために行うもの、情報発信は、企画を成立させるためのツールです。ツールばかりに気を取られて、本来の目的を忘れては本末転倒。情報発信の方法は、目的と対象が定まれば自ずと絞られてくるもの。
情報発信について考えるのは、前提と内容に自信を持ててからでも遅くはありません。